目次
WCANは6回目の参加です。去年の夏のWCANから皆勤賞です。 秋のWCANと言えばセッションが選択できるのが醍醐味な気がします。たまに聞きたいのがかぶっちゃってて悩んだりしますが.....。 そんな秋のWCANでわたしが聞いたのは、
- 『デザイナー&ディレクターが写真を上手に撮る本』から厳選版! 企業サイト制作で喜ばれる人物素材撮影に役立つTipsとノウハウ
- 書体のおはなし 〜 一歩目 〜
- マークアップって重要なの?あなたへ伝えたいマークアップの大切さ
- Growth Driven Design 成長を追求する、新しいWebサイト構築のメソドロジー
他にもFlexboxだったり、動画だったり、ディレクターのお話もたくさんありましたがわたしは上記のものを聞かせていただいたので、セッションの中でも特に印象的だったことをピックアップ。
『デザイナー&ディレクターが写真を上手に撮る本』から厳選版! 企業サイト制作で喜ばれる人物素材撮影に役立つTipsとノウハウ
フリー素材、使いすぎはNG
いろんなサイトで同じ素材を使われていると、オリジナリティが無いと感じられる。 それになにか胡散臭い印象を与え、信頼感もなくしてしまう。
写真を撮る/切り取るときに気をつける場所
串刺し(頭から何か生えている感じ)だったり、首切り(背景で何かが首ものを横切っている)といったことはタブー。 足首や、膝といったところもNGで切って良い場所は限られていて5つある。
- フルショット
- ニーショット
- ウエストショット
- バストショット
- アップショット
書体のおはなし 〜 一歩目 〜
文字/書体/フォントの意味の違い
文字
言葉や情報を記録および伝達するために誕生した記号
書体
文字の集合体をいっていのルールでまたは特長でデザインしたもの
フォント
書体をコンピュータでしようするためにきかくに基づきプログライム化したもの
書体の4つの機能
長い文章、見出しにはそれぞれ適した書体があったり、資生堂などのブランドの品位を上げるためにきめられたブランドフォントやコーポレートフォントといったものもある。
- 長い文章を読みやすくする
- イメージや感情を表現する
- 情報に優先順位をつける
- 品位や価値を上げる
マークアップって重要なの?あなたへ伝えたいマークアップの大切さ
紙媒体だと目が不自由な方には向かないがWebなら目が不自由な人も耳が不自由な人も同じ情報にアクセスできる。
基準になるものは【ルール系】と【ツール系】がある。
ルール系
- W3Cの仕様書
- JIS規格
- 検索エンジンのアルゴリズム
- CMSの仕様書
ツール系
- スクリーンリーダー
- キーボード操作
- RSSリーダー
案件によって異なる重要度
CMS重視の案件 | Webアクセシビリティ重視の案件 | |
---|---|---|
1 | CMS設計 | Webアクセシビリティ |
2 | W3Cの仕様書 | W3Cの仕様書 |
3 | SEO対策、Webアクセシビリティ、RFO対策 | CMS設計 |
4 | SEO対策、RFO対策 |
Growth Driven Design 成長を追求する、新しいWebサイト構築のメソドロジー
Webサイトは24時間働いてくれる最高の営業担当であり放置していてはNG。 Growth Driven Designは【戦略】【スモールサイト】【継続的な改善】の3つのステージから形成される。
戦略
ユーザーの心情や購買の流れを理解し、ユーザーにあったWebサイトを設計する。 バイヤーペルソナ/バイヤーズジャーニー/ウィッシュリストを考える。ウィッシュリストでは重要度を数値化することが重要。
スモールサイト(ロンチーパッドサイト)
ここでの目的は迅速な公開をすることでデータの蓄積を開始すること。
情報/コンテンツ
- 成果が出ているコンテンツは維持する
- 成果の出ていないもの/古いコンテンツはアーカイブ
- ウィッシュリストで優先順位が低いものは後対応可能に
制作
- ウォーターフォール型の制作フローはNG
- 完全スクラッチからスタートする必要はなし
- 活用できる技術・仕組みは活用する
継続的な改善
改善の成功シナリオ(8つの項目)を立てて継続的な改善を行う。
- ユーザーの流入
- ユーザビリティの向上
- 価値の提供
- 再訪問者の増加
- 固有・個別の対応
- 資産としての認識
- コンバージョンの獲得
所感その他もろもろ
Flexboxのお話聞きたかったのですが、聞けなくて残念でした。 個人的に聞いた中では「書体のお話」が一番勉強になりました。スライド内でもいろいろ出てきたのですが、書体が変わるだけで「これは力強いな〜」「これはホラーで出てきそうだな」「これはお嬢様とかが喋ってそう!」などいろいろ考えながらお話を聞かせていただいて面白かったですし、勉強になりました。 森田さんのお話で仕様書などがでてきたのですが、なかなか読む機会がなかったのでこれを機にしっかり見直してみるのもいいかなと思いました。 次は12/3ですね。冬のWCANもちろん参加します!!!
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